卵巣がん(らんそうがん)

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卵巣がん(らんそうがん)

卵巣は子宮の両側にある一対の臓器で、毎月1回月経と月経の中間に排卵を起こすと
ともに、女性ホルモンを分泌しています。卵巣には様々な腫瘍が発生しますが、その
腫瘍の80%は良性です。卵巣がんは50〜70歳の女性に最も多く発生し、女性全体で
は約70人に1人の割合でみられます。婦人科の癌の中では2番目に多い癌です。


卵巣がん(らんそうがん)の原因

卵巣がんの原因は、今のところはっきりわかっていません。卵巣がんの危険因子とし
ては、月経が不順な人・妊娠、分娩の経験がない人や少ない人・更年期以降・肥満や
糖尿病の人などがあげられます。また、親子、姉妹に卵巣がんの人がいる場合は卵巣
がんの発生するリスクが高くなります。


卵巣がん(らんそうがん)の症状

卵巣がんは初期にはほとんど自覚症状がありません。正常な卵巣の大きさはほぼ親指
の頭大ですが、これが鶏卵大以上になると内診で触れるようになります。しかし、卵
巣がんでは不正出血はめったにみられないため、この程度の大きさで本人が気づくこ
とは少ないようです。
がんが進行すると、下腹部の不快感や腹部の張り、食欲不振、腰痛などの症状がみら
れます。また、がんが進行し、腹腔内に広がると下腹部が大きくなったり、お腹に水
がたまったりしてきます。この段階になると、骨盤部の痛みや貧血、体重の減少がみ
られるようになります。


卵巣がん(らんそうがん)の治療

卵巣がんが疑われる場合や卵巣癌の診断が確定した場合には、開腹手術によってすぐ
に取り除きます。
手術の範囲は卵巣がんの進行状態によって違ってきます。しこりそのものは小さくて
も、がん細胞がリンパ節などに転移している場合が多いようです。がんが卵巣外まで
広がっている場合は、卵巣や卵管と同時に子宮を切除し、リンパ節と周辺組織も切除
します。さらに病状に応じて、化学療法や放射線療法が行われます。

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