子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)
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子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)
子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍(コブ)で、30代以上の女性の4人に1人は
筋腫があると言われています。筋腫の大きさはさまざまで、子宮の筋肉の中で筋腫
が大きくなるもの(筋層内筋腫)や、子宮の外側にコブのようにとび出したもの
(漿膜下筋腫)や、子宮内膜に向かっておおきくなるもの(粘膜下筋腫)など種類
があり、多くの場合筋腫は複数みられます。
子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)の症状
子宮筋腫の症状は子宮筋腫の発生箇所によって違ってきますが、大切な症状は過多
月経です。特に、子宮内膜のすぐ下に筋腫ができた場合には、月経の出血量が多く
なったり、出血が止まらないで貧血を起こすこともあります。
子宮筋腫が大きくなると、月経痛や腰痛、子宮筋腫が膀胱(ぼうこう)を圧迫する
ことで頻尿になったり、直腸を圧迫して便秘を生じることもあります。
子宮筋腫によって子宮が変形したり、卵管がふさがれたりすると、受精卵の着床が
難しくなり不妊の原因となることがあります。また、子宮筋腫は流産や早産、分娩
後の出血過多などの原因になることもあります。
子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)の治療
子宮筋腫があっても、筋腫がまだ小さく無症状の場合はすぐに治療の必要はありませ
んが、筋腫の状態を確認するため、半年ごとくらいには診察を受けるようにします。
一般的に子宮が全体としてこぶし大より小さい場合は、様子を見ることが多いです
が、過多月経の症状があり、薬を用いて治療をしても貧血を繰り返すようであれば
手術が必要となります。
薬物療法で、子宮筋腫の症状が緩和したり子宮筋腫が一時的に小さくなることはあ
りますが、子宮筋腫がある程度大きくなると手術が行われます。
子宮筋腫の手術には、 筋腫の部分だけを切除する方法と、子宮全体を切除する方法
があります。若い人の手術では妊娠・出産の可能性を残すため、子宮を残す手術が行
われますが、再発の可能性があります。子宮の摘出は、痛みや出血などの子宮筋腫の
症状がひどく日常生活に影響する場合や、筋腫が大きく圧迫症状がある場合に考慮さ
れます。




